ドイツワインの試飲会

近年は、あまり話題に上らないドイツワインですが、日本人の好みにはとっても合うと思っています。しっかりとワイナリーを見極めて頂くととっても美味しく感じられます。辛口の中にもとっても良い感じの品が増えてきました。

ドイツワインの試飲会を開催してみて感じたのは、ドイツワインって言うと甘ったるいというイメージを持っている方が、非常に多くいらっしゃるのだな。ということです。

一昔前を中心に市場に出回っていたドイツワインがそのイメージを定着させたのだと思います。
しっかりとした造り手のワインであれば甘みがある程度強くてもしっかりとした酸があります(酸味をあまり感じなくても奥に隠れていてしっかりと下支えをしてくれています)ので、甘ったるいという感じではないのですがね。

もし、そのようなイメージを持っている方がおりましたら、もう一度そのイメージを白紙に戻して試してみて下さい。素直に美味いと感じられると思います。

試飲会で扱ったワインを紹介します。

・ケスターヴォルフ シルヴァーナ クラシック 2004 750ml\1,450
・ヨハンハールト ピースポーター ファルケンベルク ハルプトロッケン 2004 750ml\1,680
・トーマスハーク シュロスリーザー リースリングQ.b.A 2002 750ml\1,890
・シュロスコブレンツ クリュセラーター ブルダーシャフトリ ースリング カビネット2004 720ml \1,100
・ダーメンクーネン メーリンガー ツェラーベルク リースリングホッホゲベックス2004 750ml\1,800
・ルドルフファウス ウーデンハイマー ゾンネンベルク リースリング アイスヴァイン2004 375ml\3,200

ある程度の辛口から極甘口までを扱いました。
特に極甘口のアイスワインは、はじめて口にされた方も多く一様に驚いていらっしゃたのが印象的でした。

また、試飲していただいた方のドイツワインに対するイメージも変わったのではないかと感じました。

ある女性の方は、「今まで甘めのワインが好きで飲むのだけれど途中で飽きてしまう」という感じでしたが、今回の試飲で出来の良いワインを選べばそんな事は無いと感じていただけたようです。
posted by sakeito | 洋(せいよう)