小池 木野本 みかんジュース

愛媛県宇和島の木野本さんのみかんだけを使い、小池さんでジュースにしてもらった品です。

皮は薬品など使わずにすべて手剥ぎで剥いでジュースにします。
みかんをそのまま潰して液体にしたと感じられる味です。


1ℓ 1,000円


【月刊 趣酒 2004年2月号より】

小池さんの基本理念は、

1.食べ物は命をつなぐもの
だから、増産したり、品質を下げて香料、化学調味料、色素などでごまかしはせずに、確かな原料をふんだんに使って手作りすれば必ずおいしい加工品が生まれてきます。

2.親として、子供たちに食べさせたい物を作る

ことです。

長野県飯田市に小池農産加工所でみかんジュース作りをしてきました。

原料となるみかんは生産高日本一の愛媛県吉田町にある「木野本園」さんのみかんを使いました。木野本さんは適期に即効性の農薬を少量使用し、低農薬にすることで環境への負担を減らしています。
有機栽培というと聞こえはいいかも知れませんが、土への環境をかえって悪くしていることが多いのだそうです。もちろん肥料は年によって変えているとのこと。
また、ノルウェー沖で取れる海草からできた液体肥料を葉面散布しているそうです。

まずはみかんの皮むき。
2tのみかんを1個づつ手で剥いでゆきます。みかんを食べるときの要領です。すじは旨み成分になるのでそのまま残します。
天井だけにあるオープンスペースでの立ちっぱなしの作業は結構堪えました。
それから、果肉部分は、搾り機で搾って生ジュースにします。搾り機といっても10個分くらいのみかんを機械の穴に手で入れてから、円筒形の筒で押していくだけです。
搾られたジュースは、大きな鍋のようなものでアクを取りながら90度まで加熱します。
そして、そのまま瓶詰め打栓をします。
急激に冷却すると瓶が割れてしまうため、ぬるま湯で冷却、キャップシールをつけて完成です。

作り方は非常にシンプル。何も足さない引かない。かかるのは人手と手間暇だけです。

2tのみかんから出来たジュースは1ℓの瓶で約950本。1ℓ瓶のジュースに約2kgのみかんが使われたことになります。

きちんとした原料をふんだんに使って、手間暇をかければ、ほんとうにおいしい物が出来るんだなと、小池さんの言葉を実際に体で体験した1日でした。
posted by sakeito | 小池農産加工所