先日あるお客様から「よくワインに貼ってある○○コンクール金賞受賞とか○○ワインチャレンジ銀賞受賞のワインってどうなの?」という問い合わせを受けました。
最近多いですよね。インポーター(輸入元)やメーカーなども特集を組んだり、大々的に宣伝したりと一生懸命ですね。
まずこのコンクールなるものは、造り手がそのコンクールに出品しなければ賞はもちろんもらえないですよね。全世界の全てのワインが対象ではない(これは実際問題として不可能)という事になります。
不思議なことにこれらの賞をもらっているワイン群は、売価が1,000円から2,000円ぐらいが圧倒的に多いです。ということは、造り手やメーカーが売ってゆく上での宣伝材料の一つにしていたり、売るきっかけ作りにしていたり、または、輸入元がこれらのワインをかき集めてきたりしているのが多いのではないでしょうか。
実際にこれらの賞をもらっているワインをいろいろと飲んでみた私の感想を言わせて頂くと、価格対比ですごく悪いものもないけど、賞をもらっていないワインと比べて素晴らしく良いワインもそんなにないといったところでしょうか。逆に賞をもらってないものの中にも品質の優れたワインは、たくさんあるという事です。今書いている事は、同価格帯のワインが前提です。
賞をもらっているワインの中には、造り手の欲望が見え隠れしているものがあったりして?ってそこまで判るか。どうでしょう。皆様のご想像にお任せいたします。
コンクール受賞ワイン
posted by sakeito
| 洋(せいよう)