このシリーズは、ブルゴーニュで活躍している有力クルティエ数人とタイアップし、彼らが見つけてくるコストパフォーマンスの高いワインをラベルを貼らないビンで買い付け、共通ラベルをはって発売するものです。
クルティエとは、今回私も初めて知ったのですが、ワイン産地で活躍する仲買業者の事でほとんどが一匹狼の仕事師で、非常に厳しい世界との事なのだそうです。今回のこのシリーズは、輸入元が4人のクルティエと手を組み、ラベル貼りやチェックなどをルー・デュモン(仲田さん)に協力して頂いて日本に紹介するワインです。
このシリーズは、生産者の名前は非公開です。生産者名を出さない事が買い付けの条件になっているとの事。日本流で言えば「武士の情け」といったところでしょうか。もちろんラベルには、AOC法に基づいた表示はなされていますから生産地やヴィンテージなどはわかります。
・サヴィニ・レ・ボーヌ・ルージュ2001 ¥2,700
繊細で複雑さも十分持っていますが、更なる熟成も期待できる味わいです。ブルゴーニュらしさも十分感じられクイクイと入っていきます。
・ヴォルネイ1996 ¥4,400
11年経っているとは信じられないような味を持っています。まだ閉じたような味わいにビックリしましたが、でも美味しい。さらに最低5年位は持つようなというかさらに良くなるようなポテンシャルを持っています。この辺のヴィンテージは、こんなワインが多くあったように感じます。
クルティエセレクション
posted by sakeito
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