先日こちらでも紹介しました「太平桜2008 あらばしり生原酒」の現時点でのインプレッションを書きます。
香りはこびた所のない程よくきれいな吟醸香があります。基本的には辛味の強いお酒ですが、オリが絡んでいることによってオリからの旨みがちょうど良いバランスで口に広がります。まだ舌に発泡感も感じます。
後口はまだ若さからくる渋み、苦味を強めに感じますが、この味わいがこのお酒を引き締めてくれています。もうちょっと酸が丸くなると後口の重さがちょうど良くなってバランスが取れてくると感じます。
この柔らかさは、袋吊りならではです。この価格でこのお酒が飲めるならお買い得感はいっぱいだと思います。
酸も強く感じるお酒ですからこれから発売予定の澄み酒も熟成させるとおもしろいお酒に仕上がってくると思います。こちらもよろしくお願いいたします。
太平桜2008あらばしりの味わい(2008/04/05)
posted by sakeito
| 味(あじわう)