先日行われた「いわき酒楽会 秋の夕べ」でもお出ししたワインです。
ウィリアム・フェーヴルの親戚であるジル･フェーヴルはフェーヴル家の所有する優良畑を1988年から相続していました。2003年まではぶどうを販売していましたが、2004ヴィンテージから最新式の醸造所を新築し、自社瓶詰めを開始しました。ナタリーさんは、ブルゴーニュ女性醸造家の筆頭格です。
1988年相続当時からすべての畑を真剣なリュット･リゾネに切り替えています。当然、化学肥料、除草剤、殺虫剤は一切使用していません。醸造においては天然酵母のみで醗酵させています。
ナタリー＆ジル・フェーヴル シャブリ2006
ACシャブリで樽はまったく使用せずにステンレスタンクでの醸造、熟成になります。テロワールが異なる約10区画のブレンドになります。葡萄の木の平均樹齢は20年。
≪インプレッション≫
豊かな果実感(柑橘系とパインの混じったような香り)のある香りがあります。味わいも2006年としてはしっかりとした旨みを感じ、しっかりとした酸に下支えをされながら程よいミネラル分が広がります。もう少し熟成させると落ち着いた膨らみと切れの良さのバランスが良くなると思います。
しかし、現状でとっても美味しく感じられます。ぜひ試してみて下さい。上品さも申し分ない味わいです。
750ML 3,100円(税込)
