趣酒 味わいのあるお酒を -Presented by 酒のいとう-

同じ日本酒でも、多様な味わいがあり、同じ酒蔵でもいろいろな味があるのが実感できます。

あるお酒を例にとって紹介します。
その銘柄らしいカチッとした骨格がありますが、後口の渋み苦味もまだ多く落ち着きのなさが感じられますからまだ若すぎます。熟成して柔らかさが出てくると非常に良い感じになると思っています。それまで少し時間がかかりそう。年明けでも良いかもです。

時に日本酒は、じっと待つことも必要になる時があります。ただしこれも個々人の好みに合致するかどうかですから難しい面も含んでいるのですが、より美味しく感じていただけたら最高です。そのためにもお酒ごとの時期が大切になってくるんです。


これに飲む温度や飲み方、食べ物との相性(個人的には日本酒は懐が深いのである程度はどんなものとでも美味しく飲めてしまうし、食べられてしまうと思っているのですが、より合うものはあります)さらには、飲む器の違いまで考えると非常に楽しく広い楽しみ方があります。

手に入れにくい銘柄(手に入りにくいお酒が必ずしも個人個人にとって素晴らしいお酒とは限りません)を手に入れたい気持ちも解からなくはないですが、それよりもお金も余りかからず身近で、別な楽しみ方さらにもっと楽しい楽しみ方があるんです。

そのためにも「マイベスト」を銘柄にとらわれず探してみてください。