同じ銘柄の同じ種類を一年追いかける

ご夫婦連れでいらっしゃったお客様とあれこれお話をしながらで繁桝の同じ精米歩合の違うお米、同じお米で違う精米歩合、同じお米同じ精米歩合の中澄みとせめというようにいろいろな方面から飲んでいただきました。

お飲みになられた方の御感想は、精米歩合は5%の違いでお出ししましたが、これだけ違うとさすがにわかるねという印象で、あらためてたかが5%されど5%と感じられた御様子でした。

また、中澄みとせめの違いも明確に違いが出るねとの感想で結構驚かれたようです。ほんのちょっとの違いでも結構味わいに敏感に響いてくる それが日本酒であり、面白さでもあり怖さでもあります。

焼酎などの割って楽しんだりする楽しみ方とはまた違いますが、こんな楽しみ方もあるんだなと思っていただければ飲むときの楽しさが倍増すると思います。さらに、酒蔵の違いだけでなくアルコール度数の違いや酵母の違い、更には同じ銘柄の季節による変化の違いなども面白いと思います。
posted by sakeito | 嗜(たしなむ)