趣酒 味わいのあるお酒を -Presented by 酒のいとう-

お酒には、急にのびる時期とじっと停滞して待っている時期があります。いろいろな要因が絡み合ってくるのでしょうが、難しいです。暑い時期に入荷したお酒と涼しい時期に入荷したお酒では、その後の経過がまるで違ってくる事もあるんですよ。

どっちが良いかは、それぞれのお酒の特性によっても違ってきますので一概には言えませんが、涼しいほうが素直です。ただ、今はクール便などがありますから昔ほどではないですけどね。

このことは、保管に対してもいえます。火入れのお酒だから全て常温でも大丈夫かというとそうではありません。お酒によっては、火入れのお酒でもきっちり低温で置かないと味が崩れてしまうものもあるんです。


暑くなってくると生酒には気を使います。だからお客様へのお願いも多くなってきてしまうのですが、ここは一つ面倒くさがらずに、良い条件でお酒を飲んでいただくためだと思ってちょっと目をつぶって下さいと願うばかりですが。


ただ、お酒お酒によってそれぞれ違いがありますから、生酒であっても多少常温で置いたほうが良くなるケースもあります。まあリスクが伴いますからあまり大きな声では言えないですけど。


それにしてもお酒の成長って面白いし、楽しみもとっても大きいです。これを感じていただけたらとってもうれしく思います。