繁桝 蔵元紹介

sigemasu20050223zenkei繁桝は、八女市にある生産量2,000石ほどの酒蔵です。

硬度の高い仕込水で仕込まれるお酒は、すべてのクラスですばらしい出来映えです。頑なに手造りを守りつづけ、品質向上にかける意気込みを感じます。

”九州の地、福岡の酒”と言うと「えーっ、九州でおいしいお酒できるの?」という声がたくさん聞かれます。「繁桝」は、精米から、造り、搾りに至るまでほとんどの過程が手造りで、とても大変なために他の蔵では簡略して機械などを使っている工程を高品質のお酒をつくるために何気なくやってしまう蔵です。

2,000石ほどの蔵ながら蔵人は12人、昔ながらの搾り機(フネ)は3台も使っています。蔵人のほとんどは今も蔵内に寝泊りして、時間を問わず目を届かせることができます。

蔵は、お茶(特に玉露)で有名な福岡県八女市の町の中心部にあります。昔の宿場町らしく面影を色濃く残す町並の中に立っています。

仕込水は、矢部川の伏流水で、矢部川は高田町を通って有明海に流れています。非常に硬水でお米を蒸す時に使う和釜には、カルシウムやマグネシウムが白く固まってしまうほどです。

繁桝の酒造りは、基本である「一.麹 二.酛 三.造り」を大切にし、しっかりした麹を造ることにより、最近の流行の酵母の種類により香りを出す方法と違い、あくまで9号酵母によって上品な香りと味わいを出すことに重点を置いています。

高橋信郎社長曰く「しっかりした麹を造ることによって熟成という変化でよりおいしいお酒になることができる」

価格以上の価値感あるお酒を世に出してきています。
限定酒も多く、その季節の繁桝の味をいろいろ味わうことができます。どうぞ九州という先入観を捨てて味をみてみてください。きっと新たな出会いがあると思います。

酒質は、全国でも5本の指に入るくらい優れており、品質のブレがとても少ないのも特筆すべきことです。それが、種類のブレもそして各年のブレもどちらも優れている蔵は、全国でもほんとに少ないのです。

杜氏:池松勲
posted by sakeito | 繁桝(福岡県八女市)