この時期にはできるだけ多くの「梅酢」を作ります。
梅酢は梅酒と同じ作り方でつけ込みますが、焼酎を使わず食酢を使います。
作り方は「青梅2kg+氷砂糖1kg+酢1ℓ」を広口瓶に入れて貯蔵するのです。
3ヶ月位から飲めるようになります。子供達もアルコール分がないので、梅酒と同じような感覚で飲むことができます。
実は大人はこれを「日本酒」で割って飲みます。
薄めて冷たい「梅酢」を日本酒で割ると酸味が利いて、たいへんおいしく飲むことができます。
それにスタミナが付く飲み物で、これを飲むようになってから、夏場のだるさを感じなくなり、この飲み物に感謝しています。
梅の葉っぱの間に、緑の宝石のように見える実を見つけては心躍らせている季節です。
2000年6月
会津若松市 末廣酒造 橿渕正孝
会津若松市 末廣酒造 橿渕正孝