一概にこの位の期間と言えないところがあります。
開栓と同時に始まるのが酸化です。酸化というイメージが悪いのですが、酸化と熟成は、ほぼ同じと考えて良いと思います。
ですから、開栓前はゆっくりと熟成し、開栓後は急速に熟成すると考えるとわかりやすいかと思います。
酒蔵の違い、お酒の質、季節などによっても違いがでますが、開けた時の味が気に入れば10日位で飲みきった方がよいと思います。
また、開けた時、しっくりこないなと感じたら、2〜3日置いてから飲むと印象がガラリと変わるお酒もたくさんあります。香り、味は変化し続けますが、低温管理をして、1ヶ月位は楽しめます。
今までの経験上、しっかりと造られたお酒ほど長持ちし、良い意味で変化しながら長期間おいしく味わえます。
しっかり造られたお酒とは、値段が高いお酒ではなく、よい水、よい米をより磨き、低温でじっくり発酵され造られたお酒のことです。
開栓後どの位で飲みきった方がよいのか
posted by sakeito
| 味(あじわう)