試飲会への誘い

3月や4月にかけて、日本酒の酒蔵訪問やワインの試飲会などへ出かける機会が多く、店を留守にする日が多くありました。

みなさんにこの話をすると、ほとんどの方が「そんなに飲めていいなぁ〜」とうらやましそうに言われます。

確かにとても楽しみだし、良いお酒や良いワインに出逢った時など、とてもうれしくなってしまいます。
ただ、つらい時もあります。

先日行った東京のワイン試飲会では、約200種類のワインの味をみてきました。この位の数になると全て胃に流し込むことは不可能。
「へべれけ」になってしまうので、香りをみて口の中に含み、舌で味をみてはき出します。

これをくり返していくと、不思議な感覚におそわれます。
約100種類を過ぎた頃から、首だけ上だけがフワフワして、手足はしっかりと立っているといった感じです。

つらいのは、はき出すのはとてももったいないと感じるすばらしいワインに出逢った時ですね。
何種類かはゴクッと…。これは本当にうれしい。

また、シャンパンなどの発砲のワインはゴクッといかないとわからない品があります。
と、いろいろ書きましたが、それでもみなさんは「いいなぁ」と感じると思います。
posted by sakeito | 嗜(たしなむ)